BBS
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2016年 05月 08日 (日) 18:50:43
RED
ちょっと質問です。
今でも気にかけてはいるのですが、どうやらこのエンジンはピストンのセカンドランドとコンロッドメタルに強い当たりが出ること、メインガスケットずれが起こるようです。
いずれの症状もレース使用で起きているようです。ピストンリングとコンロッドメタルはアルミで出来ていないはずですが、御社のスーパーゾイルで起きにくくなりますでしょうか。
今現在走行距離4000キロを越えており、特にパワーダウンするようなことはありません。むしろ、パワーアップしている気がします。
酷いときは、前にも書かせていただきましたが、かなりの負荷をかけた長時間ツーリングすることもあります。
私個人、オールアルミエンジンの知識があまりありませんので何卒お教えください。
本日、東京都の南青山まで食事しにツーリングしました。かなりの負荷をかけて走らせましたが、トラブルは起きません。
いつもゾイルのご愛用誠にありがとうございます。 一般的に普及しているメッキシリンダー(鋳鉄スリーブの代わりにメッキスリーブを圧入するシリンダーも同様)の場合は、耐摩耗性が高いニッケルNiメッキの中に、高硬度なカーバイトCaや熱に強いシリコンSilを混ぜたNiCaSilニカジル(頭文字から命名)と呼ばれるシリンダーが多いです。 「ニカジル(ニカシル)」はマーレ社の商標だったため、後発メーカーが似たようなメッキ処理技術を開発して商標名を使えないため、高速メッキ処理とかセラミックメッキ処理などと呼ばれていました。 このアルミブロックにメッキ処理を施したメッキシリンダーエンジンとスーパーゾイルの相性はたいへん良く、そもそも耐摩耗性が良いところに摺動抵抗の低減効果を増すなど、オイルのライフアップも含めて様々な効果があります。 ヤマハが開発したDaiASilダイアジルシリンダーとは、アルミダイキャスト鋳造のシリンダーブロックが直接的にシリンダー内壁となる(ボーリングとホーニングのみでメッキ処理を施さない)技術です。エンジンオイルが必要なことに何ら変りはないため、メッキシリンダーと同じようにスーパーゾイルを利用することで様々な効果を得られます。 また、ピストンのセカンドランドとコンロッドメタルに強い当たりが出てメインガスケットずれが起こる問題に関しまして、セカンドランドの強い当たりというのはエンジン設計上の問題?(シリンダーのオフセットやピストンピンオフセットの関係)、もしくはピストンの加工精度の問題が考えられます。 コンロッドメタルの当たりに関しても、同じことが言えます。強い当たり痕があるのならスーパーゾイルの効果は確実に出ます。 ピストンリングのマテリアルは鋳鉄とハガネ(鋼)です。昔はトップリング、セカンドリング、一体のオイルリングともに鋳造成形でしたが最新エンジンでは耐摩耗性が圧倒的に高いハガネが多いようです。 コンロッドのメタルはアルミ系焼結金属で、クランクシャフトが鉄です。コンロッドメタルが鉄系マテリアルだと、クランクジャーナルと同じ鉄になり焼き付きやすくなってしまいます。 今後ともゾイル製品をよろしくお願い致します。